会社としての春

安形です。札幌は桜が咲くことはないにしろ、雪は解け、やっと少しずつ春を感じられるようになったという4月です。先日、仕事で長野県上田市に行きました。このタイミングで関東にしては季節外れの雪が降り、気温が北海道と変わらないという珍しい現象に遭遇したのですが、札幌に帰ってくると、なるほどさすが北海道、と思うほどの寒さで帰宅後に少しゲンナリした出張となりました。これが夏だと北海道はいいな、と思うのですがね。

 



ブログを書くたびに思い返しているようですが、メンバーも入れ替わるなど紆余曲折を経ながらなんとかやってきた3年半です。3年前の秋口に設立してから厳しい冬へ突入し、猛吹雪のなかを耐え忍びながらやってきた、なんて大げさなことは言えませんが、皆様のおかげでなんとか4度目の春を迎えました。そこで、社内の環境も少しずつ衣替えをしようとしているところです。
デスクやキャビネットを替える準備、それに伴う座席の配置変更、PCやモニターの新規導入なども含めて、多少時間をかけながら装いを新たにしています。考えてみれば今年にはいってWebサイトをリニューアルしたことをきっかけに、わたしとして当社の区切りとは言わないまでも、なにかしら新しくリフレッシュしていく気分で、社内の環境を変えていっています。
(とはいえ、当初から計画していたものが今時期になってやっと動き出せているだけですがね・・・) また、わたしがあれこれとわがままを言いつつもようやく社内のプロジェクトもかたちになり、実用することで次の課題解決やステップにつなげられる状態となりました。完成した際にはまず、日頃お世話になっているお客様へ是非使っていただきたい、そう考えているものです。

クレッシェンドに励まされる

話は替わりますが、このクレッシェンドという言葉の意味、わかりますか?小学生か中学生の時に音楽の授業で習ったと思います。


 

実はわたしは4歳のころ、父親に抱きかかえられながら無理矢理にピアノ教室へ入会させられたのです。連れられていったときはそれはもう泣き叫びました。このピアノ教室のエピソードで強烈に記憶に残っていることが、レッスン後に先生に肉まんを買ってもらい一緒に食べたことと、そして音楽記号である「クレッシェンド」です。

意味は、だんだん強く、という意味です。その反対にデクレッシェンド(だんだん弱く)という記号もあります。


 

4歳か5歳のわたしはこの記号、クレッシェンド、デクレッシェンドについていつも間違えて演奏し、先生を困らせました。いまではこの記号の書き方について直感的にわかるものの、当時のわたしにはどちらも違いがよくわからなかったのですね。ちょっとかわいそうな子だったかもしれませんwところがある日、決定的にこれを完璧に記憶する方法を自ら見つけたんです。
そうだ、クレッシェンドを、「くれっしぇんど」と覚えればもう間違わない。

と覚えたんです。やっぱりちょっとかわいそうな子供ですねw


そしてぶっちゃけますと、遊んでばかりでまったくピアノの練習をしなかったわたしに呆れた先生は、レッスンの時はいつも子供用の五線紙へ音符や記号を書かせることでレッスンをしのいでいたのです。母親には内緒ですがレッスンでは意味なく音符や音楽記号を書き続けました。ふざけてfを20個くらい書いて鍵盤を思い切り叩いたら先生に叱られたことも覚えています。演奏技術が高まらないので初めての発表会は3年くらい経った小学校1年生の時。たしか「狩り」という曲を弾いた記憶があります。小学6年生から中学1年生までの間にギターに出会い、その後音楽の道へ進むまで、どうして自分はあの時にピアノをもっと練習しなかったのだろうと後悔していたのですが、音楽の道を志していた20代の頃も楽譜を書くことに抵抗がなく、採譜の仕事もなんとかこなせたのはこの時の体験が大きかったのかなと思いました。


話は戻りこの、だんだん強く、という言葉。こんなポシティブな言葉なないな、と思いました。大きく、速くなるのではなく、だんだん強く。とても励まされる記号です。(しかし記号の意味に励まされるなんて、アホな話ですねw)

これまでが厳しい冬であったとすれば、これからは春、その後には「熱い」夏がやってくるのだと思うと楽しみでなりません。しかしそれは待ったり来たりするものではなく、自分で呼び寄せるものである、という念を込めつつ、自分と当社がクレッシェンド、いや「くれっしぇんど」していくために、努力していきたいなと思いにふける3月末日でした。
がんばります!!