- 会社を事実より大きく見せたり綺麗に見せたり、かっこつけたり、誤魔化したりしません
- 求職者の質問には会社の機密情報、社員のプライバシー以外のことはすべて回答します
- 経験やスキルだけではなく、マッチングを大切にしています
月虹製作には、誰にでもできる仕事はありません。
また、今後そういった仕事をつくることもありません。属人的な仕事のやり方、事業内容はさまざまなリスクを背負うことになるでしょう。
ですが、わたしたちのように小さな会社(チーム)であっても、わたしたちの仕事を期待してくれる顧客がたくさんいます。
それは、社員一人ひとりが、小さなチームであることを言い訳にせず、そのメリットを最大限に活かし、小さな成功をひとつずつ積み重ね、顧客の期待に応えてきた結果であると自負しています。
月虹製作は「この人がいなければいまの月虹製作はない」と感じることのできる社員だけで構成しています。社員それぞれの個性と活躍の集合体であること、そして、時代の変化、社員の生活や価値観の変化に対して、虹のように色を変えながら、進化し続ける組織を目指しています。
ご応募される方へ
月虹製作の事業内容、社員の働き方、社内の雰囲気がわかるよう可能な限り以下に記載しました。ご応募される前の参考にしてください。
採用で大切にしていること
事業に対する思い
Webサイト及びWebシステムの受託開発とサーバー構築と運用、それらの保守業務を主事業としています。同業他社様と比較して、特徴と言えるほどのものはないかもしれませんが、会社設立から10年以上、以下の方針で事業を行っています。
- 可能な限り小さなチームで、可能な限り大きな仕事を
- 自社内で開発/保守を完結する
- クライアント企業と直接契約してお仕事をする
- 保守業務を優先する
会社として小規模であることのデメリットを感じさせないほどの強いメリットを「少人数だからこそできる情報連携の密度による生産性の高さ」や「会社の事業や全体像を把握できる環境」として実感していただけるはずです。
2.3.に関しては非常に稀ではありますがイレギュラーなこともあるため100%とは言えないのですが、これまでの仕事の割合では件数、売上としても1%を切る程度です。簡単に言えば、下請けをせず、外部パートナーにも仕事を依頼していないため、そのための外部折衝業務は全くない、ということになります。
顧客から依頼された仕事における責任の所在を自社に集約、完結することで、顧客との信頼関係を強くし、社員の仕事への理解や誇りにもつながっていると感じています。
そうではない会社から見れば非常に保守的でドメスティックな体制に見えるかもしれませんが、このやり方が原因で売上や利益が不足したこともなく、納期が遅延したことも、顧客との約束を破ってしまったこともありません。社員の年収が上がらなかったこともなく、残業時間は年を追うごとにゼロに近づいています。
お仕事のご依頼の増加に比例して、外部の協力に頼らざるを得なくなる可能性もあると思いますが、規模の大小にかかわらず、関わるすべての仕事に対して「誠実に、確実に、丁寧に」対応する姿勢を貫き、少しずつ、しかし着実に、価値ある仕事を積み重ねていきたいと考えています。
開発と保守業務、それを支える管理業務
開発人員(デザイナー,エンジニア)の業務の割合としては、受託開発と保守業務の稼働比率50:50で、売上の構成比も同じ割合です。担当する仕事や内容によって、開発業務を中心に稼働していただく場合や、入社したばかりの場合は簡単なページの作成やシステムの開発、保守業務を行いながら弊社の仕事の仕方に慣れてもらうようにしています。お仕事の状況によって各社員の仕事のバランスをとっています。
※詳しくはデザイナー・エンジニアの応募フォームに記載しています。
総務事務には、デザイナー、エンジニアが可能な限り開発・保守業務に集中してもらうために、開発以外のさまざまな管理業務や調整業務を担っていただいています。労務管理や経理補助などの基礎的な事務作業はもちろん、社内環境の整備や備品の購入、社労士・税理士・会計事務所など外部の専門家とのやりとり、書類の整理・管理なども含まれます。社員の働きやすさや、社内の秩序、外部との円滑な連携を下支えする役割として、総務事務は会社全体にとって欠かせないポジションです。
※詳しくは総務・一般事務の応募フォームに記載しています。
出社と在宅勤務、残業時間
コロナ禍のフルリモートでの勤務を経て、2025年現在は週3日の出社、2日の在宅勤務を基本としています。
(月・水・金の出社、火・木の在宅勤務)出社を優先するため、例えば週に2日の祝日があった場合は、残りの3日はすべて出社していただきます。フルリモートを入社条件として希望されている方、在宅勤務が苦手でフルで出社されたい方は内容によっては検討させていただきますのでご相談ください。
残業時間は年々減少傾向にあります。以下に全社員の平均残業時間を記載します。
◯2024年1月〜12月
月間平均残業時間=3.7h(年間平均=44h)
残業が最も多かった社員の月間残業時間:16h(当該社員の年間残業時間=88h)
※稼働時間8h以上から計上
当社にとって社員の残業は「必要なこと」です。「絶対に残業なしで働きたい」という方にはゆるく感じるのかもしれませんが、当日のちょっとしたミスへの対応、一緒に働く仲間への配慮、休日に発生した緊急時への協力。こういった意識を持つことで、多くの集中的な残業を必要とするようなトラブルを防ぐことにつながっています。
いわゆる「みなし残業時間」は一切ないため、8時間を超えた時点での残業は会社にとってはすべて人件費コストとなります。残業が少なければ少ないほど、人件費予算は社員への給与へ昇給として還元しています。当社の残業への考え方に共感していただける方には働きやすい職場かと思います。
働く環境
IT/Web系のキラキラした感じの事務所ではなく、ソファもなく、遊び心のない地味な内装の事務所です。
デスクは幅160cm奥行80cmの自動昇降式のスタンディングデスクを利用しており、立って仕事をすることもできます。 デスクが大きく、袖机、個人のロッカーもあるため、一人ひとりに与えられているスペースはかなり広く、収納も余裕があります。姿勢と腰痛対策にハーマンミラー社の椅子を使っています。これらの環境は3年ほど前に整備しましたが、以前と比較すれば、肩こり腰痛持ちの社員も少し楽になっているように感じます。特にスタンディングデスクは全社員、よく利用しています。
コーヒーの消費量が多いため、最近デロンギのコーヒーマシンを導入しました。飲料水やお茶、お菓子や小さめのインスタントラーメンなども常備しています。
在宅時は各社員自身で整備した環境にお任せしていますが、不足しているものや整備しきれないものなどがある場合は公平性を保ちながら貸与、支給などをしていますのでご相談ください。
働いているときの様子や雰囲気
出社時は全員が同じ場所で一緒に仕事をしているので、誰かが笑ったり、大変そうであったりすることを場の空気として共有することになります。全員がひとつの話題で笑い合う場面がとても多いのと同時に、緊張感のある場面も共有することにもなります。かと言って全体の空気が重くなったり、暗くなったりするようなことはありません。
全員が仕事に集中しているときはとにかく静かでタイピングの音だけが鳴り響いていることもあります。
静かな職場が苦手な人は、慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、会話がまったくなかったり、1日中誰も話をしない、というようなことはありませんのでご安心ください。
呼びかけられたことがわかる程度にイヤフォンをして作業をする社員もいますが、和気あいあいとすることも多く、メリハリのある雰囲気だと感じています。
月虹製作には気難しい人はいないので安心してください。誰にでも気軽に話しかけられ、相談できます。
会社行事について
会社としての行事はほとんどなく、社内で誕生日会やお祝いごとをしたり、社内研修としてどこかへでかけたりイベントがあったりといったことはほとんどありません。最近は意識をして、3ヶ月に1度(年に4度ほど)は全員で会食をしています。みんなで揃ってなにかをすることは当社にとって特別なことですので毎回新鮮で、とても楽しいです。(安形はたまに社員を誘って食事に行っています)
もし食事会や飲み会、誕生日会などイベント好きな方が入社されたら少し寂しいかもしれません。基本的に仕事とプライベートをきちんと分けているため、いわゆるアットホームな雰囲気とは異なり、お互いに「一緒に仕事をしている仲間」としてちょうど良い距離感を保っており、そういった関係性のなかで仕事をすることを好む社員たちが集まっています。
instagramに会食時の様子を投稿していますのでご参考ください。
https://www.instagram.com/gekkoseisaku/
会議は少なく情報共有を多く
出社日である金曜に、全員でタスクや開発状況、営業状況の全体共有をするめのミーティングを行う以外、朝礼や定例会議はほとんどありません。プロジェクト担当者間での対話は日常的に行われていますが、情報共有は基本的にSlackで行い、打ち合わせや会議はその補完として位置づけています。つまり、重要な議題がある場合にのみミーティングをしているので数人が集まって会議をするという場面はとても少ないと思います。その代わり、社内で呼びかければすぐに打ち合わせが始められる、という柔軟なルールにしています。
- 定例儀式化された打ち合わせをしない
- 解決しなければならない議題に対して会議は必要か
- 同じ議論を何度もしていないか
上記をポイントとして、無駄な会議や打ち合わせをなくし、なるべく自分の仕事に集中できる時間を確保しなながらも、気軽に声をかけられる環境を大切にしています。
わたしたちは決して会議をする時間を無駄だとは考えておらず「非常に重要なもの」と位置づけていることで、普段一緒に仕事をしている仲間とも良い意味での緊張感を持って議論をすること、必要であれば必要なだけ議論することを心がけています。ですので社内の打ち合わせがカレンダーに表示されることはありません。
会社の情報は可能な限りオープンにしているため、決算前後はもちろん、定期的に会社の業績(売上や損益、財務状況)なども社員へ報告しています。
仕事のやり方にこだわらない
仕事の進め方を個々人の裁量に任せているということもあり、社員それぞれの仕事に対する時間配分やその人のペースを大事にしています。良い意味では自由ですが、悪い意味では放任主義とも考えられますので、入社してくれた社員が当社で自走可能となるまでは丁寧にサポートをしています。
なにかひとつの仕事をはじめるまでに細かくルールを設定していないことから、仕事の内容や金額、納期にあわせてどのように進めていくか、担当者同士で話し合いをして決めていきます。デザインを先行して作るときもあれば、仕事の正式な受注前にプロトタイプを開発してしまうこともあります。
月虹製作には、方法や経験の積み重ねはあっても同じ仕事の繰り返しがありません。Webサイトやシステムの受託開発において同じ顧客が全く同じ仕事を依頼することはないため、その仕事の内容や性質において、誰がどのように仕事をしていくのがベストであるかを考えながら進めていくことで、我々が作り出すもののクオリティを向上させています。
総務事務の仕事に関しても、各種手続きや給与計算、支払業務など厳密な締切のある仕事以外は、様々なミッションを会社の方針やアイディアを元に、自身の裁量で進めてもらいます。ほとんどのタスクが短時間且つ多くありながらも、それに完全に慣れてしまったあとは、多くの時間を「会社にとって今後必要なこと」という未来に向けた仕事に費やすことがあります。人為的ミスを防ぐための施策、社員が増えた時のために、売上や利益が増えた時に、経営データを作ったりアップデートしたり、分析したりすることもあります。
どのようなポジションの社員でも、決められたルールや枠組みのなかで仕事をすることを好む方には月虹製作はマッチングしないかもしれませんが、わたしたちの労働時間は、残業時間を中心に年々減少しており、今はまだ早いのですが将来的には09:00〜18:00の営業時間を17:00終了へ短縮する計画もあります。
仕事のやり方にこだわらず、それぞれが与えられ、期待された役割をきちんと果たすことが最高のチームワークであると考えており、その積み重ねこそが現在の、未来の月虹製作を作っていると信じています。
昇給頻度と年収、賞与について
年に4回給与査定し、昇給する場合は1度の昇給につき5,000円〜30,000円昇給しています。お任せする業務や会社への貢献度によって社員それぞれの昇給スピードを設定し、予算管理をしています。給与査定を含め年に4度、きちんとしたかたちで昇給査定をしたり定期面談することは大変なのですが、成長し結果を出した社員、会社に貢献してくれた社員への評価方法としては重要なことであるため、今後も続けたいと考えています。
その評価を与えるのは基本的に代表の安形のみとなりますが、給与査定前は各社員に様々なヒアリングを行い、その評価が経営者の独断とならないよう努力しています。携わった仕事の売上や利益、周囲への協力姿勢、様々なものを数値評価した過去もありますが、その数値評価でさえ結局は「人がするもの」であり、定量・定数化可能な評価に偏れば偏るほど、社員のポテンシャルに気づけない可能性があると気づき、全社員へのヒアリングをもとに時間をかけて評価するように心がけています。
定期的な賞与はありませんが、決算時の業績に応じて決算賞与を支給しています。ここ数年は売上、利益とも増加しているため、年収に対する決算賞与の割合が増加傾向にありますが、基本給与×12ヶ月の年収モデルをベースにして、各社員の年収増加を計画しているため、決算賞与が与える年収の比率が高くならないようコントロールしながら昇給しています。
また、年収における残業代の割合や総残業時間の推移も管理し「残業時間が少なくなると共に年収が下がる」ことなく、年々「残業時間が少なくなっても年収が上がる」ように設計しています。
全社員平均年収:508万円
※2024年実績
※総務事務社員を含む
※役員除く
<入社満6年の社員 年収>
基本年収:給与37.5万円×12ヶ月= 450万円
年収総額:基本年収450万円+残業手当(年間約30h)10万円+決算賞与400,000円= 500万円
就業規則について
個人の事情はもちろん、社会的な状況に応じて柔軟なルールで働けるようにしています。
フレックス勤務はありませんが、出社時においては公共交通機関の混雑時間を避けるために15分〜30分程度、出社時間をずらすことも可能です。その場合は退勤時間を繰り下げて実質8時間稼働をしてもらっています。遅刻などに対する罰則やペナルティはありませんが、定時での始業と終業を心がけながらも、それに甘えたり寄りかかることなく、常識的な範囲で柔軟に働いています。
在宅勤務時はSlackでの情報共有が中心となるため、可能な限りスピード感のあるレスポンスができるように全社員心がけています。とはいえ、在宅勤務は社員のメリットであるため充分に活用してもらっています。よくあるシーンとしては子育て中の奥さんへのちょっとしたサポート、荷物が届いた、猫とちょっと遊ぶ、おやつを食べる、ちょっと休む。自身の都合でどのようなことをしていても、それを確かめるようなチェックはありません。全員が信頼関係のもとで在宅勤務をしているため、仕事の進め方が個々人に委ねられているからこそ自律的に行動し、必要な場面ではきちんと連携をとるという協力姿勢や社内文化が自然と根づいてきました。私たちは「見張られる働き方」ではなく、「信頼されている働き方」のほうが、長く安定して働けると考えています。決してSlack上の発言頻度や即時の返信が全てではありませんが、自身に求められた意見へ可能な限り早く反応する、誰かが何かに困っていたら協力する、情報共有が必要なときは遠慮なく発信するという文化が、わたしたちの在宅勤務におけるベースになっています。
健康と社員の家族
月虹製作は、社員の健康と家族(ペットを含む)を大切にしています。
例え病気が見つかったとしても、早期に発見し治療することの大切さを社員全員に周知すると同時に、数年前に年に一度の健康診断は、人間ドックへ切り替えオプションを助成するようになりました。
どのようなオプションがどのタイミングで必要であるかを徹底的に調べ、社員が希望するオプションが有効であり、決して過剰検査にならないように気をつけています。人間ドックに切り替えたことで、会社の定期検診にかかる経費負担はこれまでより3倍ほどとなりましたが、社員の健康に対する意識、自分の身体に向き合うきっかけとしても重要な福利厚生であると考えています。年齢によって会社が助成する金額は異なりますが、必要十分な検査を受けられるように設定しています。気になる方は面談で質問してください。
体調が悪ければ休む、あるいは疲れていれば出社しない、早退する、病院へ行くという大原則のなかで、疲労や睡眠不足に対する予防意識もあり、例えば深夜にWebサイトのリリース作業を予定していれば当日は稼働時間を抑え、翌日は定時の出社を避け、あるいは半日休んでもらう(有給消化なし)ことを推奨しています。
大事なのは健康だけではなく、社員の家族についても同じように考えています。家族のことで休みが必要であれば躊躇なく相談してほしいと考えています。それは猫や犬などのペットも含み、必要な休みを必要なだけとることを推奨しています。一部の社員が経験していますので、こちらも気になる方は面談でお聞きください。
小規模、少人数の月虹製作にとって、社員一人ひとりは本当に大切な存在です。
だからこそ、社員の健康、そして家族に対しては会社として最大限の配慮を行い、無理のない働き方や休暇取得を推奨し、尊重しています。
選考方法
特に決まったフローはありませんが、これまでは以下のようなステップで選考しています。
- フォームからエントリー
- メールのやり取り
- オンライン面談
- 当社にお越しいただいての面談
- 最終合否のご連絡
- 採用〜入社
ここまで読んでいただけた求職者の方、誠にありがとうございます。
月虹製作の考えに共感をしてくれた、あるいはもっと話を聞いてみたい、興味がある、という場合は、ぜひ応募フォームからエントリーしてください。
社員一同、お待ちしております!
募集職種
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総務/一般事務 ※採用募集は締め切りました。ご応募有難うございました。
-
アシスタント/営業&Webディレクター ※採用募集は締め切りました。ご応募有難うございました。
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Web/UIデザイナー/コーダー ※採用募集は締め切りました。ご応募有難うございました。
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Webエンジニア ※採用募集は締め切りました。ご応募有難うございました。